愛知へ引っ越して5年。いつか行きたいと思いながら行けなかったのですが、やっと念願かなって参拝することができました。
前日の午後に急に思い立ち、「明日は仕事を休んで伊勢神宮に行く!」と妻に話したらすんなりOk。ということで朝7:00頃出発。10:00頃に到着しました。
外宮お参り
まずは古式にのっとり外宮から。
北御門の火除け橋を渡ると、空気が一変。神域とはかくやというような、凛とした空気に包まれます。
鳥居の前で一礼し、中へ。静かで自然にあふれた午前の空気が清々しく気持ちいい。そのまままっすぐ歩いて正宮、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)へ参ります。
神宮の祭典は「外宮先祭」といい、まず外宮で祭儀が執り行われる風習があります。それは、豊受大御神(とようけのおおみかみ)は天照大神(あまてらすおおみかみ)のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)であるため、内宮の祭儀に先だってお食事を奉納することがならわしとなっているためです。
豊受大御神をこの地にお迎えしてから、すでに1500年あまりの歴史があるとのことです。(公式サイトより)
ちなみに外宮は左側通行するよう注意書きがあります。対して内宮は右側通行とされています。公式サイト上にその理由は見つけられませんでしたが、スタートとなる手水舎が進路左手にあるので普通に進むと左側通行になると思います。
まっすぐに進むと古殿地の傍にでました。古殿地とは前の遷宮地であり、次の遷宮地でもある正殿の用地です。20年周期で建て替えが行われる伊勢神宮では、内宮・外宮ともに正殿二つ分の敷地があり、常に片側は空き地(次の遷宮の為の休用地)となっています。
この古殿地を脇に見ながら正殿への案内板に従い進むと、いよいよ正殿の入り口が見えてきました。(写真は古殿地と正殿の境目辺りからの景観)
正殿内は撮影禁止です。うやうやしく鳥居をくぐり、お参りをしました。
日頃のご加護に感謝し、これから内宮へ参りますと伝え、退がります。
多賀宮(たがのみや)・土宮(つちのみや)・風宮(かぜのみや)という別宮(べつのみや)にもお参りし、清々しい気持ちで外宮をあとにします。
内宮お参り
いよいよ内宮へお参りします。
内宮は右側通行。神妙な面持ちで一礼、鳥居をくぐり宇治橋を渡ります。橋の下を流れる五十鈴川は清流といった風情で、水が清らかで美しく感じました。
神苑に佇む日本国旗。わたしたち日本人の総氏神を祀る神宮にふさわしく、ここが天照大御神のおわすところと再認識させられます。
例によって正殿の撮影は禁止ですので、階下でパシャリ。
皇大神宮(内宮)は約2000年の歴史があるとのこと。(公式サイトより)
このあたり学説や調査によって数字の異なる意見はままありますが、霊験あらたかであることを信じる人が多いことは間違いないでしょう。私もその一人として、真剣にお参りしてきました。
気持ちを落ち着かせて、一段一段踏みしめながら階段を上ります。
鳥居の前で一礼し、歩を進めます。そして顔を上げると、そこには屋根の上に金色の横棒が載った社が。
唯一神明造と呼ばれる工法で造られた内宮の景観は、私の人生の中で明らかに違う光り方で金色に輝いていました。
写真に納めることができないので文章で説明するしかありませんが、屋根には10本の横棒が載っています。これは鰹木と呼ばれるもので、実際に金色に光っているのはこの部分なのですが、この日は晴天で太陽の光が射していたため、私の気持ちと相まって本当に金色に輝いて見えました。
内心で感動に打ち震えながら、丁寧にお参りしました。
これまでの感謝の気持ちと、これからの自分がどうしていきたいかの決意表明、天地神明に誓うなどと言いますが、天照大御神の御前で誓ってきました。
続かない自分から卒業したい、と。
もう少し言葉をつなぐと、私は何事も良かれと思って始めてみたことが、いつも成果が出る前にやめてしまっていました。
筋トレ、せどり、ブログ、音楽活動、貯金……。
こんな自分はもう今年で卒業したい! そういう思いを吐露してきました。
2024年の目標は、まずインターネットビジネスで1円を稼げるようになること、プライベートカンパニーを作るためのきっかけをつくることです。
果たして1年後どのような結果になっているのか。その答え合わせがちゃんとできるように、日々自分を律して生きていきたいと思います。
読者の方で、何か成し遂げたいことがあるかたは是非、伊勢神宮へ参ってみてはいかがでしょう。
なにかが変わるきっかけになるかもしれませんよ。
ちなみに、三重県には空港はありません。
遠方から伊勢神宮へ行くには名古屋まで新幹線、そこからJRか近鉄を使用する、もしくはセントレア空港から船、バスを使用する、関西国際空港や伊丹空港から電車を利用する、自家用車で移動するのどれかになると思います。
そしてお参りしたあとにおかげ横丁にて、赤福ぜんざいをいただいてきました。
美味!
次に伊勢神宮を訪問する時には、伊勢に泊まって、観光や食事も楽しみたいですね。
ではまた。
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