2023/1.28-29の幕張メッセ「BABYMETAL RETURNS -THE OTHER ONE-」にて、初ライブ参戦してきました。あれから5か月が経過しましたが、あの時の現場の空気感を今でも肌に思い出します。覚えていることを記事にしてみたいと思います。
ずっと立って待っていたのはしんどかったなあ。途中ものすごい眠気に襲われてふらついたりとか。開演15分前だったかな? KINGSLAYERが流れて目が覚めましたね。
開園時間10分ほどオーバーしてからようやくショーは始まりました。紙芝居の煽りを受け、期待は高まります。いつものことですが、あの紙芝居の煽りは本当にすごいです。映画のワンシーンに紛れ込んでしまったかのような錯覚を覚えます。
そして黒衣に身を包んだ従者たちがFOX GATEへと向かい、キツネの目が赤く点灯したかと思うとその大きな門がゆっくりと開き、巨大な玉座が現れる。
その玉座に座るSU-METALとMOAMETAL。
両日参戦しましたが、現場ではどちらもほとんど見えなかったです。後日WOWOWの映像を観て「あ、こんなだったんだ」と思ったくらいです(笑)
オープニングアクトのMETAL KINGDOM。ライブの1週間ほど前に配信されましたが、初視聴の時の印象はそこまで良くなかったです。恐らくオープニングの煽りとして演奏するのだろうなと思っていましたが、FUTURE METALやIN THE NAME OFのような特別感を感じることができていませんでした。
BABYMETALの特徴として、CD音源は凡庸に聴こえてもライブでは化けるものばかりなので、この曲もそうなるのかなと一縷の望みはもっていました。
そして、実際。
最っ高でした。なにが最高かって、SU-METALの歌声とMOAMETALの美声、ドラムのフィルインと照明の視覚効果、ギターとベースの音圧のエグみ。METAL KINGDOMは、配信では静止画でしかも日本でのみ公開(海外からは探しに行かないと視聴できない)だったようで、再生回数も少なく、世間の評価もいまいちだったと記憶していますが、ライブでは一気に化けましたね。こんなにカッコよくなるとは思ってもみませんでした。さすがライブバンド。
そして「Divine Attack – 神撃 -」のスタート。配信よりもギターの音が強調されていて、カッコよかったです。配信ではあまり聞き取れていなかったサビでのシーケンスフレーズが耳に心地よく、これもライブで昇格した1曲です。
次はDistortion。私はへたっぴではありますが多少ギターを嗜んでおり、この曲はコピーするほど好きなので生で聴けて幸せでした。ライブに来る前は「もし演ってくれたらギターを中心に聴きこむぞ」と思っていましたが、全然記憶がありません。
次のPA PA YA!!はタオルをぶん回した記憶があります。そして疲労の溜まったふくらはぎが若干気になる状態でジャンプしていたことも覚えています。曲のことは正直あまり覚えていません。
そのあとのギミチョコ!! ですが、「G G GIVE ME」のあと「チョッコレー」は言うべきなのかいまだにわかりません。でもこの曲のギターソロはBABYMETALの楽曲の中でも相当好きな方なので、生で聴けて興奮しました。ちなみに私のいたPITからは初日は神バンドすらあまり見えませんでした。二日目はBOHさんを比較的見ることができました。
次のメギツネまではぶっ通しで演奏していました。6曲ですね。メギツネもギターでコピーしていた曲なので、本物が聴けて良かったです。ライブに行くまでは、私はどちらかというといわゆる「地蔵派」で、じっと三姫や神バンドの演奏を見聞きするのかな~なんて思っていましたが、実際は飛んだり跳ねたりタオルをぶん回したりして、まともに聴いていなかったかもしれません。
演奏ももちろん聴いてはいるのですが、現場の雰囲気に吞まれると頼りはすーさんの歌声だけになるんですよ。なんだろう。すーさんの歌声がすべてをリードしていくというか、よく青山秀樹さんのドラミングはSU-METALに寄り添っているというような表現を見かけましたが、まさにそれで、SU-METALが先頭で、そのあとにMOAMETALのコーラスや神バンドの演奏が寄り添い、その後ろをオーディエンスがついていくというような。
だから、思っていたよりバンドの演奏を聴きこむことはできませんでした。ドラムのドコドコ音は照明演出にリンクしているので存在感を感じることができましたが、ギターやベースは印象的なフレーズ以外はかなり大人しかったような気がします。まあこれは立ち位置や聴くスタンスによっても違ったかもしれません。
メギツネの後にブレイクが入ります。ここでまた意味深な紙芝居が入りますが、こんなカッコイイ紙芝居のあとにド・キ・ド・キ☆モーニングのイントロが流れたときの「はあ~?」感は会場のそこかしこで感じましたね。そしてチビMETALとのMIRROR表現。このあたりも何も見えていないのでスクリーンでその存在を確認しただけでした。歌声自体は現場では違いがあまりわからなかったのですが、Bデロが届いたいま観返すと、特に発声の部分に違いがありますね。だから現場ではだれが歌っているのか全然わかりませんでした。
こんなに端折っているのに全然書ききれないや。
すみません、ライブレビュー?はもう1回続きます。
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