唐突ですが、私は剛毛です。どれくらいの剛毛か。顔は青髭で、朝剃っても夕方にはジョリジョリ、電気シェーバーは半年で壊れます。腕毛と足毛は水になびき、胸毛やギャランドゥも生えております。そして股間も剛毛で、どこまでがモモ毛でどこからがお股の毛なのか分かりません。
でも頭髪は薄いです(´;ω;`)
知り合いで自分より剛毛だと言えるのは幼馴染の1人だけで、でもその幼馴染はフサフサです。(なんでやねん)
濃すぎるヒゲはもはや呪い
とにもかくにもヒゲの処理。これには本当に困ります。外見にもろ影響してくるので、本当に嫌でした。朝と午後じゃ人相が違うレベルですし、照明が暗めのバーでせっかく女性といい雰囲気になっても、帰りのエレベーターで「え、ヒゲ濃くない?キモ」と思われたり(直接言われたりはしないが、そう思われてそうで気になるという話。そしてこの例は結婚前の話)。
そして致命的に悪いのは、髭剃りに奪われる時間がもったいないということと、肌がボロボロになるということです。
ひげのジョリジョリが嫌で、できる限り深剃りしようとするとかなり時間がかかりますし、お肌を強烈に傷つけるのでしょっちゅう流血していました。
私にとって、ヒゲは呪いです。
思い切って光脱毛器を購入
あ~脱毛サロンに行ける人がうらやましい。こんな人も多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人です。
AGA治療やお肌ケアにも共通しますが、こういった美容やエイジングケアに必要なのはなんといっても「お金」と「時間」です。
これら美容関連の治療や対策は、研究や技術の進歩によって、ずいぶんと成果がでるようになってきました。中には安価でも効果の期待できる治療も存在します。
とはいえ、最先端の技術や治療を受けようと思ったら、それ相応の対価が必要となります。
美容外科という業界は、その最たるものの一つと言えるでしょう。
芸能人やインフルエンサーなど著名であればあるほど外見も若々しく美しく、また健康に見えますよね。三枚目俳優や見た目で笑いをとるスタンスのお笑い芸人などは若干違うかもしれませんが……。
一般人でも経営者であったり、もともと家が裕福であったり、いわゆる独身貴族のような人であれば美容にお金をかけることもできるかもしれません。ですが、普通の子持ちのサラリーマンが自分の美容にお金をかけるのは実際難しいことの方が多いと思います。
今の日本では、世帯年収800万程度の家庭は決して高所得世帯とは言えません。食うには困らないけど、ただそれだけという感じです。
というわけで、まさにそんな感じの生活水準で生きている私は、思い切って家庭用光脱毛器を購入しました。
家庭用光脱毛器に希望を託す
私が購入したものは「ケノンVer8.6」です。
Youtubeの広告でたまたま光脱毛器の宣伝を見つけ、興味本位で視聴したのがきっかけです。その広告はケノンではありませんでしたが、そもそも家庭用光脱毛器の使用が頭になかった私には刺さりました。
まず、世の中に発売されている家庭用脱毛器にはどんなものがあるのかから調べました。そして片っ端からレビューや考察サイト、実際に使用しているユーチューバーの動画を視聴し、吟味を重ねました。
その結果たどり着いたのがこのケノンです。
購入の決め手は以下の3点。
- 熱量の高さ
- 照射範囲
- 高評価レビューの件数
まず、熱量の高さ。
光脱毛器とは、熱を帯びた光を照射することで毛根を細くしたり焼き切ったり、生えにくくさせるアイテムです。その際に重要になるのが、毛根を焼く熱量です。
ケノンは家庭用光脱毛器の中でも最強の一角に入る熱量を誇るアイテムです。
特に最新バージョンとなるVer.8.7は、直接肌に触れる部分のアタッチメントにより強力なタイプが付属し、その名も「ストロング2」。私は8.6を使っていますので使用感は分かりませんが、レビューを見る限り効果は高そうです。
はやい・簡単・やすい・やさしいの謳い文句は本当か
よくある広告の謳い文句に「早い・簡単・安い・うまい・ラクラク」などのような文言が並ぶとき、人は一瞬疑います……疑うよね?
当然、私もケノンに限らず「家庭用光脱毛器」に関してほんとうかなあ?という疑問は抱いていました。
リンクはケノンのサイトですが、上から順番に読んでいくとだんだんほしくなってきます。ですが、
「いや、まてまて。せっかく買っても効果がなかったらどうするの」
との考えが頭をよぎる人もいると思います。私もその一人でした。脱毛サロンに通うよりは断然マシですが、決して安くはない金額ですもんね。
そこで私は、レビューをたくさん読みました。中には写真付きで効果を表示してくれるレビューもあったため、その画像を見ては「違う、俺の剛毛はこんなものじゃない(謎の自信)」と否定し、もっと自分のように剛毛に悩んでいる人の投稿はないものかと、さらにレビューを読み漁りました。
結果的には、自分と同レベルと思えるような剛毛の方の投稿は見つけることはできませんでした。脚や腕の毛を薄くしたいのはありますが、自分の一番の悩みは顎~こめかみや頬にまで広がるヒゲですので、ここに期待するような答えを示してくれるレビューがなかったのです。
逆に、ひげにはあまり効かないという投稿さえ見つけてしまいました。
私は悩みましたが、脱毛サロンに行くこともせず、家庭用脱毛器に頼ることもせず、このまま悩みの種であるヒゲを放置し続けることの方が、自分の人生にとって後悔を残すことになると思い、購入に踏み切りました。
光脱毛器の効果はいかに
この記事を執筆しているのは24年の11月。ケノンのVer.8.6を購入から半年たっています。
実際に使ってみた効果のほどですが、はっきり言って個人の使い方によって結果はまるで違うものになると思います。
私は最初の2か月は週に2回のペースで、腕・足・ヒゲをやりました。それからは仕事が急激に忙しくなったのもあって月1くらいのペースになってしまいました。
そんなペースでも、腕・脇・すねには劇的な効果がありました!
顔以外の部位は脱毛LV8で照射
顔以外の部位は照射レベル8で実施。恐る恐る照射しましたが、全く痛くなかったので拍子抜けしました。まあ私はピアスを開ける時も冷やしたりせず開けているので、痛みに強いのかもしれません。
万人が痛くないと思うかというとそうではないと思いますので、もしケノンを購入するなら基本的にはレベル1から試していくのがいいと思います。
で、その効果なのですが……腕・脇・すね毛には効果抜群!まず生えるまでの時間が長くなり、生えても黒々していないので目立たなくなっています。これは本当にオドロキです。
(過去の自分と比べて)つるつるになった自分のお肌がとても気に入っています。N数1なので絶対とは言えないですが、稀にみる剛毛の自分がここまで毛を薄くすることができたので、おそらく大多数の人にとって効果が期待できると思っています。
とはいえ完全に脱毛できているわけではないので、時間が経つとうっすらと細くて薄い毛が生えてきます。2週に1度のペースで風呂場で剃ってやるくらいで十分つるつるの肌を維持できます。
もっと効果を狙うなら、照射頻度を今の月1ペースから月2ペースに変えれば剃毛を月1からそれ以下にできると思います。ここまでくると、どちらがいいかは個人のお好みで、という感じになってきます。
苦戦しているのはモモ毛とVIO
同じく照射レベル8でやっている部位ですが、モモ毛とVIOはなかなか厄介です。毛むくじゃらからちょっと濃いなっていう感じの印象にはなったと思うのですが、毛の色が真っ黒なんですよ。腕毛やすね毛みたいに薄い色になってくれません。
生えてる総数が減ったように感じるのは確かに効果ありなんですが、結局太くて黒々とした毛が生えていてめっちゃ主張しています。
具体的には膝ウラから太ももにかけてと、VIOやギャランドゥが太くて濃い毛が生えてきます。しかし膝ウラから太ももの下の方にかけては他の部位と比べて若干毛が細いので、照射ペースを上げれば腕毛や腋毛くらいまでイケそうに感じています。
めんどくさがらずにもっとやるべきだぞ、俺。
IOについては正直あんまり見えないのでよくわからないのですが、なびくほどは生えていないと思います。
比べるところがアレなのですが、Vゾーンの上部、ギャランドゥの下部分(察してくれ)は剃毛してから1度しか照射していません。ですので、そこはほとんど原生林のままです。ちなみにこの原生林ははさみで長さを整えるようにしています。
で、この原生林と比べると、IOゾーンは毛は相変わらず濃いままだが、密度は明らかに低くなっています。原生林以外のVIOゾーンに関しては2週に1度程度のペースで剃っているので、はっきりと比較できているわけではありませんが、毛の総数は減っていると実感しています。
照射ペースを上げるとどうなるのか。いずれ続編を書きたいと思います。
照射レベル10で挑む、青ひげへの挑戦
光脱毛器挑戦の本丸、にっくき青ひげ。
こいつには積年の想いを込めたレベル10を照射。さすがにレベル10は刺激が強いです。私はギリ耐えられなくはないですがやるたびにビクンビクンなるので、保冷剤で冷やしながらやっています。まあその方が赤く腫れたりするのも抑えられるので、顔は冷やしながらやった方がいいです。
結果ですが、夕方には突き刺さるようなジョリジョリ感だったのが、ザラザラ感に変わったかな~という感じです。伝わりますかね?
例えば顔にティッシュを滑らせるとひっかかって破れていたのが、破れなくなりました。
大事な見た目ですが、う~ん……少しは改善されたような気がする、というところです。モモ毛やVIOも同じですが、総数は減ったような気はしても、黒い毛が生える時点で印象としては剛毛の域をでない、というイメージです。
それでも伸びる速度が落ちたことは朗報ですし、頬の上部はそれなりにすっきりしたというのは重畳だと思っています。
こちらも照射頻度を上げて継続すれば、時間はかかると思いますが、いずれもっと薄くなっていくような手ごたえは感じています。
まとめ:家庭用脱毛の難点は継続の難しさ
自宅でのセルフ脱毛ですが、当然メリット・デメリットがあります。
まずメリット。それはなんといっても定額買い切りでコストが抑えられ、全身脱毛できるということ。次に通院という概念がなく、いつでも好きな時にできる手軽さ。
これが家庭用脱毛の大きなメリットです。
次にデメリット。
病院でやってもらう脱毛器よりは効果が低いだろうということ(病院に行っていないので実際は分からない)。自分でやるのでやり残しやムラができやすいこと。特に背中なんて届かないし見えないので無理です。モモ裏やIOゾーンもやりにくいので、一人では難しいです。
そしてこれが最も厄介なのですが、セルフ脱毛はメンドクサイということ。
もうこればっかりは、習慣化する以外継続する秘訣はないと思っています。本当に難しいです。
いま私は食生活・筋トレ・スキンケア・睡眠の質向上・そしてセルフ脱毛に手を付けていますが、完全に習慣化できているのはスキンケア、次点で食生活です。筋トレもなかなかメンドクサイですが、それよりもセルフ脱毛の方がさらにメンドクサイです。
理由は、「さあやるぞ」と思ってすぐ始められるわけではなく、脱毛器や保冷剤の準備をしなきゃならないってところがセルフ脱毛のハードルを上げていると思います。
私は休日の前日にやると決めて、休日の昼までに頑張って脱毛するというところで月1がやっと、というところです。仕事柄なかなか休みが取れず、取れても1日だと脱毛する気力がでません。
セルフ脱毛するなら連休が取れる仕事に就くことが最重要かもしれません(笑)
最後に、セルフ脱毛はおすすめできるか?という疑問にお答えします。
それは「やれば効果は実感できると思うけど、ハードルは高いよ」です。
ここまで読んでくださった読者なら理由はお分かりだと思いますが、とにかく継続の難しさが難点です。決して安くない金額の光脱毛器を買っても使わなければ絶対に効果はでないですし、続けなければ実感もわかないしいずれ元にもどってしまいます。
このハードルを越えることができるのなら、家庭用脱毛器によるセルフ脱毛はおすすめできると思います。
45歳になってから始めた自分への投資、自己研鑽。ネットに自身の姿を上げるのが嫌なのでいまいち信憑性に欠けるかもしれませんが、変化としては確実に上がっています。それを画像などで証明できていないのが残念ですが、自分の自信にはつながっています。
この記事を読んでくださった読者にも、自分に自信を持ってもらいたいです。
そのためにこれからも役に立つ情報を発信していきたいと思います。
よろしくおねがいします!
コメント