身長161cm、Ⅿ字ハゲが気になる私には以前から思っていたことがありました。それは「体重が60kgを超えたら痩せなければならない」です。2024年2月、ついに空腹状態で60kgの大台に乗ってしまいました。
ある時気付いた自分の不甲斐なさ
24年2月時点の私の外見、生活リズムは過去イチ最低だったのだろうと思います。外見への気遣いなど皆無のくせに(Ⅿ字ハゲに対してミノキシジルを塗布するという抵抗はしていたが)、なぜかピアスだけは開けているという意味の分からなさで、一言で表すとチビ・デブ・ハゲのゲーヲタ中年でした。(ヒドイ……)
60kgの大台に乗ったからといって、はたから見て特に太っているというわけではありませんが、女性にモテるなどというのはもちろん、妻や子ども(特に娘)にとって一緒に歩くのもはばかられるような存在になっていたのではないかと思います。
ただのおっさんてやつ。
昔は愛嬌のあった「やだ気持ち悪い」の一言も、このころには「マジでキモイ、あっち行って!」という感じの本当に拒否られている感じが若干していました。
あと、よくクサイって言われました(笑) 特に口臭。
これ、自分では絶対分からないんですよね。みんなと同じようにお風呂に入っているし歯磨きもしているのに、自分だけクサイって言われる。家族に言われるクサイはご愛嬌、そう思っていた時期が私にもありました。
他人はまず人の事をクサイだなんて言いません。よほどのことがない限り赤の他人から指摘を受けるなんてことはないので、家族が言っていることが信じられず、自分がそんなにクサイだなんて夢にも思っていませんでした。
人に迷惑がかかるから言ってあげてる的なことを妻に言われましたが、自分の思っている以上にキツイニオイを放っていたのだろうと思います。
食事に関しても無頓着でした。
毎日カロリーや内容なんて気にせず、食べたいものを食べていました。カップラーメンも大好き、ポテチも大好き、ゲームにハマっていたのでお酒こそあまり飲んではいませんでしたが、逆にゲームをしない日はビールやカクテルを作っては好きなように呑んでいました。
そして時間の使い方も最悪で、毎日出社から帰宅まで14時間ほど仕事に使い、風呂とごはんで1時間、毎日4時間ほどスプラトゥーン3に費やし、睡眠時間は平均3時間。
色々ヤバいですが、この時の私は睡眠時間よりゲームに費やす時間の方が多いというのが問題。いや、仕事に使う時間が長いのも問題なのですが、なによりも睡眠時間を軽く見ていることが痛々しい。
24年2月の私のスペックをまとめると、
- 161cm、60kg
- ピアスを開けている
- 腹が出ている
- Ⅿ字ハゲ
- 頭薄いのに体は剛毛
- 口がクサイ
- 身体もクサイ
- 食事に無頓着(カップラーメンとポテチが大好き)
- 睡眠時間は平均3時間
……ヤバぁ……
最も簡単な体質改善は、食事内容の見直し
上記のように当時の自分を客観的に眺めてみると本当にヒドイのひとことですが、この時の私はそれでも気にしていたのはⅯ字ハゲと60kgの体重のみ。本当に意識が低いとはこのことです。
なにかを始めなければならないと決めたきっかけは、体重が自分史上初めて60kg台に乗ってしまったことでしたが……さて、なにから始めたものか。一口にダイエットと言っても、それこそ色々あります。食事制限・宅トレ・ウォーキング・ランニング・ジム通いetc.……。
誰よりも自分の意思の弱さを自覚している私がまず取り組んだのは、昼食のカロリー制限でした。
なぜ昼食のカロリー制限に乗り出したのかというと、仕事場での昼食は仕出し弁当を頼んでいたのですが、この弁当は3種類あり、その中のひとつに低カロリー弁当というものがあったのです。この低カロリー弁当は1食500キロカロリー以下になるように考えられており、私はこれを利用しない手はないと考えました。
まずこれ以上太らないようにしたい私は、昼食をこの低カロリー弁当に変えることによって体重の増加を食い止めたいと思いました。これまで食べていた普通弁当は900~1000キロカロリー程度だったので、摂取カロリーとしてはおよそ半分となります。
初めてこの低カロリー弁当を食べたときは、あまりの食べ応えのなさに「夕方にはお腹が空いて辛くなりそうだな」なんて思っていました。
始めはやはりお腹が空くのが早くて辛いと感じましたが、1週間もすると慣れました。体重の変化はすぐに分かることはなかったのですが、昼からの仕事が眠くなりにくくなったのは副次的効果としてはありがたかったです。
また、間食の見直しもしました。といっても大したことはしていなく、単純にポテチを食べるのを止めた程度です。とはいえ、大好きなポテチを完全に止めることはできないので、家にストックを置かない、食べるのは週に1回までとするなど、少し甘めの制限としました。
まとめると、平日社内勤務の時はこの低カロリー弁当を食べ、現場へ工事に行く日の昼食はサラダチキンとおにぎり1個(それまではカップラーメンとおにぎり1個)。そしてポテチは週1回まで。これは今も継続中(5か月以上)で、成果としては-3kgの57kgとなり、体重が微減しています。
他の要素もあるので食事のカロリー制限だけの効果というわけではありませんが、5か月で3kg痩せたことは紛れもなく成果ですね。(うれしい)
BABYMETAL-LEGEND MMに向けて体質改善
2024年3月3日は、BABYMETALのダンス&スクリーム担当で2023年の4月1日から正式にメンバー入りしたMOMOMETALの生誕祭ライブでした。(最高に良かった♪)
BABYMETALのファン層は基本的におっさんが多く、40代からオーバー60のむさ苦しいメンズがメインのコミュニティです。で、SNSでも時々話題に上がるのが、ファンのニオイ問題です。
2023年8月15日、THE ONE(俗にいうファンクラブ会員)限定ZEPP HANEDAのライブにも足を運びましたが、確かにめちゃくちゃクサかったです(笑)
その時は自分もおっさんだし「おっさんばっかなんだからこんなもんでしょ」という気持ちで別に気にしていなかったのですが、とはいえBABYMETALのファンには若い男女も一定数います。若い人たちにとっておっさんのクサみは強烈なマイナス要因でしょう。
BABYMETALの明るい未来のためには、ファンである私たちも自分を律し、新たなファン層のゲットにつなげたいという思いから、ニオイ対策もすることにしました。
ということで実際にやったことは、口臭対策です。
口臭対策は4つプラスワン
- 歯磨き
- ブレスケア
- 舌磨き
- フロス(歯間ブラシ)
まず歯磨き。当たり前ですが歯磨きします。それまでは朝晩の2回だった歯磨きを昼食後も入れて3回するようにしました。仕事場に携帯歯ブラシを持ち込んで、食後に歯磨きできるようにしました。
ただ、現場工事中の昼食後や休みの日のランチ後など歯磨きができる環境にない場合も多く、基本は平日出勤の昼食後に追加しただけとなっています。
もしかして芸能人、特に女性芸能人などはランチ後にトイレを借りて歯磨きとかしてるのかもしれませんが、一般人がそういうことはなかなかできないので、そこは諦めています。
磨き方を詳しく説明することはしませんが、歯磨き粉は少なめをおすすめします。理由は歯磨き粉が多いと口の中がもこもこ泡立ちすぎて、ちゃんとできていなくても歯磨きができた気になってしまうためです。
そして、時間は5分以上かけてじっくり磨くこと。しっかりと磨くとこれより早く磨けることはありません。自分は10分以上かけて磨いています。(5分かけて口の中を1周、これを2回やるイメージ)
次は洗口液でのブレスケア。
私は歯ブラシ・歯磨き粉・洗口液はNONIOで統一しています。歯ブラシはふつうの固さで歯磨き粉は味にこだわりはなく、薬局でその時お買い得の商品を選んでいます。ただし、洗口液だけは+ホワイトニングのものを選んでいます。
この洗口液は朝に1回しています。夜もやった方がいいのかもしれませんが、他のケアもやっておけば1回で問題ないと感じています。
次は舌磨き。
これ、実はめっちゃ大事でした。
舌が白い人ってそれなりにいると思いますが、この白いのは舌苔(ぜったい)という口の中の細菌が食べかすなどを分解してできたにおいを放つ化合物です。
私も実体験として感じましたが、歯磨きをちゃんとしているのになんか口がクサイ気がするっていうのは、この舌苔が原因の可能性が結構高いと思います。
実際、私が実践した口臭対策で最も効果が高いと感じたのはこの舌磨きでした。舌磨きを始めてからは、手で口を覆って口臭を確かめてみても本当に改善したと感じます。洗口液が1日1回でいいと書いたのは、これが理由です。
注意点が一つ。舌苔をきれいに取りたいあまり、舌ブラシでゴシゴシやりすぎてはいけません。舌は非常に傷つきやすく、粘膜が剥がれ落ちるほどゴシゴシしてしまうと、その傷口に細菌が湧いて逆に口臭の原因となる可能性が出てきます。
舌ブラシは1日1回で十分効果があります。舌専用のクリーニングジェルもありますが、現状私は使っていません。なくても口臭が激減しているので、必要性を感じていません。もしかしたら舌苔を取りやすくなったり、より高い効果が得られたりするのかもしれませんが、これはやや上級者向けのケアではないのかなと感じています。
継続が苦手な私にとって条件としていること。それは「近所の薬局ですべて揃えられる」ということです。この条件、私のように継続が苦手な方にとって少しでも難易度を下げる効果があると思って紹介しています。
で、この舌専用のクリーニングジェルは近所の薬局にありません。だからやっていないというのが大きいです。それでも舌磨きは口臭対策において非常に高い効果が望めますので、歯磨きと洗口液をしてもなんだかニオイが気になるという方はぜひやってみてください。
そして4つ目はフロス(歯間ブラシ)。
これは歯磨きで取りきれない歯垢を取るために行うもので、歯並びや歯のすき具合によってやるかやらないかを決めてもいいと思います。私は週1でY字フロスを行っています。
Y字フロスをお薦めするのは、やってみると分かりますがI字だと奥歯がやりにくいです。Y字だと口内全部がやりやすいのでラクです。
価格帯も色々ありますが値段と効果に差異は感じませんので、単純に安いものを継続して使う、でいいと思っています。
そして見出しにプラスワンと書いていますが、それは「水分をこまめにとること」です。
口の中が渇いているとニオイがきつくなりやすいです。ですので適度に水またはお茶を取るようにしてください。糖分を含んだジュースなどは、これはこれでニオイの原因となる可能性がありますので、口臭対策としては避ける方がよいでしょう。
自分の口臭が改善されたかどうかは「他人の口臭が気になるかどうか」で分かります。
私自身、この口臭対策を実施してから他人の口臭に敏感になりました。それまでは気にならなかった同僚の口臭が気になるようになったのは、自分自身の口臭が改善されたからだと感じています。
女性がニオイに敏感なのも、自分があまりニオイを発していないからなんじゃないかと考察しています。
歯磨きは1回5分以上かけてじっくり
歯磨き粉は無駄に泡立ちすぎないように少なめで
洗口液は+ホワイトニング効果のあるものを朝1回
舌磨きは1日1回、舌に傷をつけないようにやさしく
舌磨き専用クリーニングジェルはお好みで
フロスは週1程度、自分の歯並びや状況と相談しながら
口臭改善のサインは今まで気にならなかった人の口臭が気になるようになること
こまめな水分補給(水またはお茶、炭酸水など無糖のもの)で口臭低減
今回は、私が実践して特に効果が高いと感じているダイエットの方法と口臭対策について記事にしました。同じような悩みを持つ中年男性の体質改善に少しでも貢献できればうれしいです。
では、また。
コメント