開園40周年の東京ディズニーランドに行ってきました。初の自宅外執筆で、ホテルでこれを書いています。
何度訪れても飽きることのないディズニーランドは、やはり夢の国でした。
今回は滅多に味わうことのできない体験ができましたので、みなさんと共有したいと思います。
まず今回の訪問の名目は、私の誕生日かつ結婚記念日のお祝いでした。キャストに「今日は私の誕生日です」と告げると、誕生日のメッセージシールをくれるのは、ご存じの方も多いと思います。
シールをもらったらそれを胸に付け、パーク内を歩いていると、気づいたキャストがその都度お祝いしてくれます。
「HappyBirthday!」の一言ですが、誰に言われても悪い気はしませんよね。
今回の誕生日シールは、スプラッシュマウンテンの待ち時間や並ぶ場所をアナウンスしているキャストさんからいただきました。
その際、開園40周年の記念タペストリーもいただけるとのことでしたので、メッセージに結婚21年のお祝いを書いていただきました。書いている間もゲストを飽きさせないようなトークをしていただき、すごいサービス精神だなと感心しました。
そのキャストにお礼を言ってその場を離れ、待ち時間45分(だったと思う)のスプラッシュマウンテンの列に並びました。
並んでしばらくすると、さきほどお祝いシールを書いてくださったキャストさんが駆け寄り、声をかけてきました。私はなにか忘れ物でもしたのかと手荷物の確認をしようとしたのですが、そのキャストさんがこう言いました。
「お客様の事をどうしてもお祝いしたいので、今回だけ特別に、キャストや関係者しか通れないルートを通ってスプラッシュマウンテンを体験していただきたいです」
思いがけない申し出に、私たちは快諾し、スタッフ専用エントランスからスプラッシュマウンテンの内部へと足を踏み入れました。
驚いたことが2つありました。
ひとつめは、ゲストの目に留まることのないパーク内部の作りこみに対するこだわりです。
その細部にわたる作りこみの細やかさに、ディズニーランドの本気を見た気がしました(おおげさ)。隠れミッキーもありました。そしてこの専用ルートには、ここに足を踏み入れた人しか見ることのできない絵が飾ってあり、スプラッシュマウンテンの物語とともに1枚ずつそれらの絵の説明をしていただきました。
その後何度か扉をくぐり、あっという間にボート搭乗口にたどり着き、アトラクション体験をさせていただきました。
物語の説明を聞いた直後の体験なので、ひとつひとつのシーンの意味がよくわかり、とても感慨深い体験ができました。
ふたつめの驚いたことですが、それはキャストのサービス精神の旺盛さです。
個人的には、ショートカットさせてもらったことやパーク内の作りこみの細やかさよりも、こちらの方が驚きました。
お祝いシールをもらった時にした話の中で、これからスプラッシュマウンテンに並びますと話したことをキャストがしっかりと聞いていて、私たち家族を探し出してくれたことに思い至り、深い感動と、そのサービス精神のすごさに敬服の念をいだきました。
キャストは仕事じゃなく奉仕をしているのだと実感しました。先日パークチケット1万越えの発表がありましたが、これだけのサービスを提供するディズニーなのだから、ゲストがそれに見合う対価を支払うのも当然だと思いました。
たとえば、私の娘はベルのファンなので、彼女を意識した服装とカチューシャを着けていたのですが、男性のキャストから
「ベル、イギリスへようこそ」
と粋な声掛けをしてくださったり、スプラッシュマウンテンで撮影した写真をカメラ館に受け取りに行った際、レジスターの表示が特別仕様になったりと、本当に小さなサービス、言われなきゃ気付かないような気遣いが随所にみられ、驚きと感動を確認する今回のパーク体験となりました。
眠い目をこすりながらの執筆で、多少読みづらい記事になっているかもしれませんので、また時間があるときに手直ししたいと思います。
明日はディズニーシーへ行ってきます。
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