サラリーマンは国の奴隷か

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仕事

なかなかセンシティブなタイトルでしょうか。今回は日本のサラリーマンがどのような境遇に置かれているか、私の実体験をもとに解説したいと思います。

昇給より税金の上がるペースの方が早い

7月と8月の給与明細を見て愕然としました。

健康保険料 21,362円から24,275円に増税(+2,913円)

介護保険料 3,960円から4,500円に増税(+540円)

厚生年金料 40,260円から45,750円に増税(+5,490円)

合計8943円も税金が上がってしまいました。

これで、私の毎月払う税金額はおよそ100,000円となってしまいました。

これってものすごい額です。

また、弊社は6月が昇給月なのですが、今年の昇給額は3,300円でしたので、5,500円ほど給料が下がってしまった計算になります。これは私にとって恐ろしい事実でした。

500,000円稼いでも、そのうちの20%は税金で天引きされます。毎月100,000円も引かれていたら、年間1,200,000円ものお金が私の目に入ることもなく勝手に天引きされるのです。さらに賞与月は特別課税がかけられるので、私の実績上、大体200,000円くらい、賞与は年2回ありますので、その倍400,000円、都合1,600,000万円ものお金が税金に消える計算です。

私の妻はいわゆる103万円の壁を超えないように仕事をしているのでおよそ1,000,000円を稼いできてくれていますが、こうしてみると、私の税金の額の方が多いです。

金持ち父さん貧乏父さんを読んで初めて税金に目を向けた

金持ち父さん貧乏父さんの中でロバート・キヨサキ氏はアメリカの話ではありますが、税金という制度の始まりを教えてくれています。

そもそも税金が多くの人に受けいられるようになったのは、政府が中流以下の人たちに「税金とは金持ちを罰するために課す制度である」という考えを吹き込んだためだった。国民の多数が税法に賛成の票を入れ、税の取り立てが憲法上認められるようになった背景には、このような事情があった。だが、本来は金持ちを罰することを目的として作られたこの税金が、実際は税の法制化を支持した当の本人である、中流以下の人々を罰するものになってしまった。

金持ち父さん貧乏父さん

これは政府が累進課税を取り入れ、お金持ちほど多く税金を払うように法制化した話ですが、本当の金持ちはこれを合法的に免れています。それは法人の力です。

現在の日本の法人税は20%前後です。私の例でも税金が20%程度だと書きました。ただし両者のあいだには、お金の流れについて大きな違いがあります。

従業員は、最初に政府がお金を天引きしてから給料をもらい、さらにそこから消費行動でお金を消耗していきますが、会社を興している金持ちは収入からまず費用を差し引き、損金を差し引き、それからやっと税金が課せられます。

この差は大きく稼げば稼ぐほど顕著になっていきます。この話に興味があり、もっと詳しく知りたい人はぜひ金持ち父さん貧乏父さんを読むことをおすすめします。時間のない人は私の読書レビューをサッと読むだけでも書籍の味見ができると思います。

この話を知ったあと、働く人は4つのキャッシュフロー・クワドラントに分類されることを理解し始めるはずです。4つのキャッシュフロー・クワドラントとは、労働者E(Employee)/自営業者S(Self employee)/ビジネスオーナーB(Business owner)/投資家I(Investor)の4つです。

この話もまた非常に興味深いです。これは「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」という書籍がでていますので、将来に不安を抱えている人は一度は読むべき書籍だと感じています。

こちらの書籍のレビューも後ほど上げていきますので、気になる方はフォローしてくださるとうれしいです。

結論

納税は国民の3大義務のひとつですが、サラリーマンは節税方法のほとんどない働き方です。住宅ローン減税などはありますが、そもそも論として借金することが前提の節税方法では、結局働き続けることに変わりはありません。

また、自営業者であっても、インボイス制度導入で今後は節税が難しくなっていくでしょう。このように中流以下の人間は政府の新税制に対応する力をほとんど持つことができません。

私も上がっていく税金の額を悔しい気持ちで見ているだけしかできません。これが嫌ならビジネスオーナーか投資家になるほかはありません。

今回の記事作成にあたり、初めて税金の上がっていく恐怖を肌で感じ、このままなんの対策も講じないのでは一生貧乏のままだということを理解しました。

みなさんも日々学び、生きやすい人生を歩む方法を考えていきましょう。

ではまた。

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